私のパーソナルAIができるまで|全6話

今日から、「わたしのパーソナルAIができるまで」という
シリーズを投稿していこうと思います。
今では、私のことを理解し、過去の資料や経験を見ながら、
文章やスライド、LP、仕組みづくりまで一緒に進めてくれる
AIと共に仕事をしています。
でも、最初からそうだったわけではありません。
質問すればわたしの知らないことや、興味のあることまで
答えてくれるAIのすごさに感動したり
でも、何度伝えても分かってもらえず腹を立てたり、
便利になったはずなのにコピー作業が増えたり。
コーディングAIや自動化に出会っても、
何を頼めばいいのか分からず、何度もつまずきました。
その不便や違和感を一つずつ経験しながら、
私は少しずつ、
「AIはなぜ忘れるのか」
「なぜ思ったものと違うものが出てくるのか」
「どうすれば、自分を理解して一緒に働けるAIになるのか」 を
知っていきました。
このシリーズでは、私がどんなふうにAIと出会い、失敗し、仕組みを作りながら、今のパーソナルAIへ育ててきたのかを、
順番に書いていきます。
第1話|ChatGPTが合わないと思って、ほかのAIも試した。でも、同じところでつまずいた
はじめてのAIはclaude。
電子書籍を1日で書くというセミナーでした。
もちろんAIがどんなものかも知らずに・・笑
ちらほらとchatGPTという単語が出始めた2024年
「こんにちは」から対話を始めた頃、
最初に驚いたのは、
「なんで、こんなことまで知っているんだろう」 と
いうことでした。
質問をすれば、すぐに答えてくれる。
興味のある話題についてずっと話してくれる!
文章を頼めば、ほんの数秒でそれらしい文章が出てくる。
画像も作れる。 スライドも作れる。
アイデアもいくつも出してくれる。
「これ、何?楽しい~」
最初は、それだけで本当に楽しかったんです。
これまで自分で時間をかけてやっていたことを、
AIはあっという間にやってくれる。
「これから仕事が、ものすごく楽になるかもしれない」
そう思っていました。
そう思って毎日、毎日話しかけていました。
きれいだけれど、機械的でわたしじゃない
でも、使えば使うほど、少しずつ違和感も増えていきました。
文章は、きれいにまとまっている。
でも、私の言葉ではない。 デザインも整っている。
でも、私の作りたい世界とは違う。
私のお客様は女性が多く、コーチや講師、セラピストとして
活動している人も多い。 それなのに、AIが作るものは
会社のプレゼン資料のように固かったり、無機質だったりする。
「こんな感じじゃないんだよな」 と
思うことが増えていきましたが
「こういうもの」ととcanvaで整えたりしていました。
そしてチャットがかわればまた同じ。この不便さはストレス!!そこで私は、自分の好みをAIに伝えるようになりました。 わたしは関西弁が好き。 でもやんわりが好き。この表現は使わないでほしい。 もっと柔らかくしてほしい。 でも、ふわっとしすぎるのも違う。 きれいにまとめるだけではなく、私の体験や本音を残してほしい。 少しずつ説明すると、確かに前よりは合うようになりました。でも、何度やり取りしても、また同じようなズレが起こります。 「さっき言ったじゃん」 「なんで、また同じことをするの」「なんでわからんの?」 AIに腹を立てることも、何度もありました。結局、手直しも多いのですが、やはりAIは便利なので使い続けていました。
ほかのAIなら、分かってくれると思った
その頃の私は、 「このAIが、私に合っていないのかもしれない」 と思っていました。
だから、ほかのAIも使ってみた。
文章が得意なAI。 調べることが得意なAI。
アイデアを出すのが上手なAI。
それぞれに特徴があり、最初はまた感動します。
でも、しばらく使うと、結局同じところでつまずく。
最初はすごいと思う。 そのうち、自分との違いが見えてくる。
何度も説明する。 それでも、どこかズレる。
そこで、やっと気づきました。
問題は、どのAIを使うかではなかったのです。
AIは、私のことを知らなかった AIは、たくさんの知識を持っています。 文章も書ける。 画像も作れる。 アイデアも出せる。 でも、私がこれまで何を経験してきたのかは知りません。 なぜ今の仕事をしているのか。 どんなお客様と関わってきたのか。 どんな言葉を大切にしているのか。 何に違和感を覚えるのか。 どんな世界を作りたいのか。 それを知らないAIに、 「私らしい文章を書いて」 「私のお客様に届くものを作って」 と頼んでも、無理があったのです。 AIの知識が足りないのではなく、 私についての情報が足りなかった。 そこから私は、自分のことを少しずつAIに渡していくようになりました。chatgptの心臓部「カスタムインストラクション」を作り、私の資料を、AIに渡し始めた 。プロジェクトのフォルダに、これまで作ってきた資料を入れる。 過去のnoteやブログを読んでもらう。 セミナーや相談で話した文字起こしを入れる。 そして、 「noteを書くときは、こういう流れにしてほしい」 「この言葉は私らしくない」 「きれいにまとめすぎず、私の体験を残してほしい」 と、その都度伝えていきました。
すると、AIは少しずつ、私がよく使う言葉や文章のトーンを
分かってくれるようになりました。
最初の頃よりも、ずっと私に近い文章が出るようになった。
手直しが減る。それだけでも、仕事はかなり楽になりました。
もちろん、この段階でAIが私のことを全部理解していたわけでは
ありません。 文章を出してもらっても、
「ここに、この話を足して」
「言いたいことは、そこじゃない」
「きれいだけど、まだ何か違う」 と、何度も修正していました。
それでも、ゼロから一人で作るよりは、はるかに早い。
「やっと、AIと仕事ができる!」
その頃の私は、そう思っていました。
でも、AIが私に近い文章を作れるようになるほど、
今度は別の問題が起きました。
修正した文章も増えたてどのチャットかわからない。
「どれが最終だっけ?」
文章を作る時間より、探して、直して、コピーして、
別の場所へ貼り付ける作業に追われるようになっていきました。
便利になったはずなのに、気づけばパソコンの前から
離れられない。 次回は、AIを使うほど抜け出せなくなった、
私の「コピー地獄」について書きます。
ここまで読んでいただきありがとうございました!
続きもぜひ読んでくださいね♪
